「ちょっと、先生……」
「ほら、料理の手が止まってるぞ」
「それは……止まりもしますよ」
むずむずと腿を擦り合わせる夏恋。その動きに合わせて、見事なヒップラインが煽情的に揺れている。尻タブを鷲づかみにして、ぐにゅぐにゅと揉み込む。
「あっ、やっ……あんっ、んっ……」
優しく揉んでいるだけなのに、夏恋は体をびくびくと震わせる。夏恋の尻は思った以上にすべすべで、指を押し返してくる弾力が気持ち良い。
「急に、どうしたんですか?」
「急でもないぞ。俺なりに葛藤があったんだ」
「んぅ……そんなの知りませんよ……」
「それは困るな。こんなにエロい尻をぶらさげといて、責任とってもらわないと」
「責任って……そんなこと言われても……あ、やっ、あんぅっ……」
強めに揉み込むと、夏恋は言葉をつまらせて喘ぐ。
「も、もぉ……んっ……やめてくださいよ……」
そうは言いながらも、抵抗する気はないらしい。下腹部をふるふる振るわせながら、されるがままになっている。
「調理、続けろよ」
「そんな、こんな状況でお料理なんて……ぁんっ、ぁっ……も、もぉ……朝からエッチなんですから……」
視線はすでに菊部をロックオンしているため、包丁の音だけで夏恋の行動を悟る。なんだかんだと言いながら、夏恋は色々してくれる。よくできた女だ。献身的な夏恋の態度に、官能がさらにふくれあがる。
「指、気をつけるんだぞ」
「だいじょうぶです、そんなヘマはしませんから」
「だったらいいけど、用心はしろよ。驕りが油断を生むこともあるんだから」
「……はい、わかりました。どうにもならなくなったら離します……ふふっ」
「……我に返ったか?」
笑い声が聞こえたけど……。
「いえ、安心してください、それはありませんから。ただその……ふふ、そういうところは心配されるんですね」
くすくすと笑う夏恋。どこかの琴線に触れたのだろうか。
「なにかおかしいことでも言ったか?」
「いえ、ぜんぜん。先生らしくて良いと思いますよ」
「…………」
バカにされてるはずなのに、羞恥で顔を熱くなる。
「余計なことを言うな」
「ふふ、すみません。なんだか嬉しくなってしまいまして。先生のそう言うところ、私好きです」
「…………」
なぜだろう、責めている気がまったくしない。責めるどころか、戸惑うことしかできていない。このままやられっぱなしというのも癪だ。どうにかしないと。
「楽しんでいられるのも今のうちだぞ」
「あら、すみません。お気に障りましたか?」
「少しな。ただ今に見てろ、無駄口を叩けないようにしてやる」
「もう、得意げになんかなってないのに……ぁんっ」
尻肉のつかみこみ、上下に揺らす。ぶるぶる震える様子をひとしきり眺めた後、顔を菊座に寄せる。
「こんなに間近で見るの、初めてだな」
「どこ、見てるんですか?」
「お尻の穴だけど?」
ヒップから手を離し、菊部に指先をあてがう。じわじわと力を入れつつ、指を半分ほど中へとめりこませた。
「んあっ……せ、先生……っ……そこは……っ……汚いですから……」
「大丈夫だよ、後でちゃんと手を洗うから」
「んっ……も、もぉ……ウソでも汚くないって言ってくださいよ……」
「ウソでいいのか? 夏恋ってそういうことされるの嫌いだと思ってたけど」
直腸の圧迫を感じながら、指をねじってさらに奥まで侵入。
「んくっ……ぅぅ……そんなこと、ないですし……ぁんっ……汚いなんて言われたら傷つきますよ」
「いや、汚いなんて言ってないから」
「言ってるのと同じですよ……んぅぅ……せんせい、ちょっと待ってください……」
きゅっと肛門をしめた夏恋に、頭を撫でられる。
「私も……よくわからないんですけど……いいんですか?」
「なにがだ?」
「その……ここって汚い場所ですし……幻滅するくらいならやめておいた方がいいと思うんです」
「……もしかして、本当に気にしてるのか?」
だとしたら、かなり失礼なことを言ったことになる。
「あのな夏恋、良く聞け。汚かったらいじったりしないぞ?」
「違います、そういうんじゃないんです。先生のお気持ちはよくわかりますし、好きですし嬉しいんです」
「……いや、余計なのは足さなくていいから」
「いいんです、本心ですから。だからその、がっかりされたくないと言いますか、嫌われたくないと言いますか……よくはわからないんですけど、乙女心なんです。わかってください」
「乙女って、自分で言うか?」
「私だって、本当は言いたくなんかありません。でも、そうとしか言いようがなくて……」
「そうか」
夏恋も大変なんだな。じれったいような言い回しに、思わず苦笑してしまう。
「……なんか、まずいな」
「なにがですか?」
「夏恋の声を聞いてたら、どんどん昂ぶってきた」
それが証拠に、怒張はパンパンにいきりたっていた。
「あっ……ぁんっ……やめるつもり、ないみたいですね」
「あるわけないだろ」