やるきばこ2 エピソードV:やるきねこの逆襲

おまけ

[おまけ] はぐれやるき〜旅情編〜

相咬の蛇編

相咬の蛇編

俺を乗せた夜行列車は滑るように名古屋駅のプラットホームへ吸い込まれて行く。列車を降りると、早速ミソカツの香ばしい匂いとにゃーにゃーという喧騒に包まれて、俺はとても懐かしい気持ちになった。名古屋は俺にとって故郷と言える土地だ。

不意にある男の姿が脳裏をかすめ、俺は頭を振った。

(ロケ地:名古屋駅新幹線ホーム)

相咬の蛇編

相咬の蛇編

相咬の蛇編

先人は「尾張名古屋を制する者は世界を制する」と言ったそうだ。それが正しいかはともかく、この店のスケールのデカさだけは認めざるを得ないだろう。

店の中で俺の親父をモデルにした映画のポスターを貼っていた。おっと、俺も手伝ってやるぜ。

親父…。
俺にとっては複雑な感情をもたらす言葉だ。そして兄弟たち…。

(ロケ地:グッドウィルEDM

相咬の蛇編

相咬の蛇編

相咬の蛇編

雲行きが悪いと思ったら、少し雨が降って来たようだな。しばらくこの店で雨宿りさせてもらおうか。

「久しぶりだな、兄弟!」

「お前は…肉食み!?」

「くくく…なんでも小娘に負けて傷心旅行中だそうじゃないか。なんなら俺がとどめを刺してやる!!」

くそっ、まさかこんな所でヤツに出くわす羽目になるとは…!俺はすかさず作業用クレーンに飛び移ると、再び雨の中へ飛び出した。

(ロケ地:グッドウィル岡崎店

相咬の蛇編

相咬の蛇編

「鈍器を持った肉食み」の二つ名を持つ、俺と瓜二つの容姿をしたあの男は、俺のことを「兄弟」と呼び、かつて執拗に俺の事を追い回していた。

てっきり死んだと思っていたが…。

闘って勝てない相手ではないだろうが、悪いが今はそんな気分じゃない。俺はヤツの眼を避ける為に、一軒の店に駆け込んだ。

(ロケ地:コムロード中京マイコン

相咬の蛇編

相咬の蛇編

相咬の蛇編

「くそっ逃げ足の速いヤツめ…」

「どこに消えた??」

(ロケ地:とらのあな名古屋店

相咬の蛇編

相咬の蛇編

「やれやれだぜ…。おとなしく伊勢湾の底に沈んでいてくれれば俺も静かに暮らせただろうに…」

まだヤツはこの辺りをうろついているに違いない。しばらくはこのまま隠れていた方が良さそうだな。

…さて、明日はどこに流れようか…。

(ロケ地:メロンブックス名古屋店


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