やるきばこ2 エピソードV:やるきねこの逆襲

おまけ

[おまけ] はぐれやるき〜旅情編〜

異人街慕情。編

異人街慕情。編

異人街慕情。編

あまりのひどい匂いにどうやら気を失っていたようだ。気がつくと俺を乗せた列車はちょうど神戸の辺りに差し掛かった所だった。外の空気を吸いたくなった俺は、ひとまず新神戸で列車を降りることにした。

神戸…神戸といえば「異人館」と「南京町」程度の知識しかないが、まぁなんとかなるだろう。

(ロケ地:JR新神戸駅と三宮付近)

異人街慕情。編

異人街慕情。編

…そしてここでも俺は捕まる事になる。全く人気者は楽じゃない。

「ウチの宣伝に協力するニャー」

…やめろ気持ち悪い。ネコだからって語尾に「ニャー」とか付けて喋ると思ってるのか。

しかし、いちいち語尾が気になるのを除けばここでの待遇はなかなかの物だった。しばらくの間世話になろうかとも思ったが、俺のような無頼の流れ者がいつまでも邪魔をするのも悪いと思い「ニャー娘」とは別れる事にした。来世で会おう。

(ロケ地:メロンブックス神戸店)

異人街慕情。編

異人街慕情。編

そして俺はあても無く神戸の町を彷徨う。

暫くして気付いたが、この街は俺のような玄人(バイニン)にも分け隔てる事無く接してくれる。何せ俺の名を冠した名前のソフトを店の看板に掲げる位だ。

アリスか…そういえば「アリスと呼んで」と言っていたあの娘…今ではどうしているのか。幸せに暮らしているのだろうか…。

(ロケ地:パソコンショップアリス))

異人街慕情。編

異人街慕情。編

俺がガキの時分はプロレスが大ブームだった。

毎夜テレビで流される強い男達の熱い戦いに熱狂し、自分も男達のように強くなりたいと想った。俺だけじゃなく全ての奴がそうだった。漫画…アニメ…とらのあなと言えば、強い男達の憧れの地だった。それは今でも変わらない。今でもここにはあの頃と同じ夢を求める男たちが集う。

…俺はあの頃憧れたような強い男になれたのだろうか…。

(ロケ地:とらのあな三宮店)

異人街慕情。編

異人街慕情。編

すっかり日が暮れてしまった。

俺のような玄人(バイニン)に軒先だけでも貸してくれるような宿が在る訳は無い。「今日は野宿か…」そう思った矢先に、気風の良さそうな若者が俺を手招きして今夜の宿を取らせてくれると言う。へへ…全く…年寄りを甘やかすもんじゃないぜ…。

「今日はウチで休んでいくと良いにょ」

……今度は「にょ」か……。

全く神戸というのは妙な街だぜ…。さて、明日は何処へ流れようか…。

(ロケ地:ゲーマーズ神戸三宮店)


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