| 華麗なるReversi編 | 世界の○ちゃん編 | 勝負師列伝編 | 男死利祭編 |
| 紳士の殿堂編 | 勝利への脱出編 | 異人街慕情。編 | 人情紙風船。編 |
| 相咬の蛇編 | 杜の都から編 | 博多玄人旅情編 | そして伝説へ (或いは変わらぬ日々)編 |
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「奏勝っちゃったのですよ〜」 俺はしばらくの間息をする事さえ出来なかった。 目の前にどす黒い絶望色のカーテンが下り、まるで世界の全てが暗闇に閉ざされた様だ。口の中が乾いてひり付き、それと裏腹にコントローラーを握る肉球は汗で滑る。感情をごまかすように口元に煙草をくわえ、震える肉球で二度三度とマッチを擦る。溜息混じりの紫煙を吐き出すと、俺は短く呟いた。 「旅に……出よう」 俺の名はやるきねこ。 |
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