「めぐり、ひとひら。」取材日記
 「BLUE」の発売から一月ほどが過ぎた某日、キャラメルBOX製作スタッフ一同で、次回作となる「冬桜(仮)」(<この頃はまだ正式タイトルが決定していませんでした。)の取材に出かける事になりました。

 「前回は梅雨時季の海だったし、今度は冬の山がいいな」

 と言う、冗談ともネタともつかないスタッフの一言がきっかけで、舞台は冬の山村と言う具合に割とあっさり決まり、取材先はスタッフの一人が割と地理に明るい、埼玉県は秩父方面に決定です。

 「青森とか東北がいい」
 「北海道とかはダメ?」

 等の案もありましたが、お金が無いので即却下です。 


 さて、取材当日。雨男が居ないせいか雨に降られることも無く、空は綺麗に晴れてくれました。8月も終わりに近いとは言えまだまだ残暑は厳しいです。

 予定では朝の10時に会社へ集合、車2台に分乗して一路秩父方面へ、という予定でしたが、脚車係のエノモトが途中渋滞に巻き込まれて30分ほどの遅刻。結局2班に分かれての別行動という事になってしまいました。のっけからこれです。

 果たしてこの取材は無事に目的を達成する事が出来るのでしょうか??

 まぁ、どうせ一緒に行ったところで全員で同じ所を見て回る訳では無し、良い歳した大人なんだから各人自立して行動してもらいましょう。

 と、言う事で我々はエノモトの車に乗り込んで出発です。



  国道17号>国道16号>県道日高線>県道秩父線 と車を走らせて、1時間半ほどで秩父駅前に到着するのですが、道中「この辺に、ちょうど良いロケーションの滝がある」と言うので、急遽進路を変更してその滝へ向かいます。

 その途中でなかなか良い雰囲気のある小さな神社も見つけたので早速取材。狛犬の顔がなかなかファニーで面白かったです。

 後日、シナリオの朱門に「作中にもこんな顔の狛犬が欲しいなー」と言ってみたのですが、考える事も無く却下されてしまいました。残念。


 カーナビがあるのに途中でちょっと迷ったような気もしましたが、無事に滝のある場所に到着。入口から15分ほど歩くと、3段に重なった綺麗な滝のある場所に出ました。

 まだまだ夏の残暑が厳しい時期でしたが、滝の周りはとても涼しくて別世界の様、普段電磁波を浴びまくって仕事をしているので、森林浴でマイナスイオンも補給です。

 この滝の取材がどこで生かされているかは、「めぐり、ひとひら。」の本編をお楽しみに。


 自然の涼気をたっぷりと堪能した後は、一路本来の目的地である秩父市内へ車を走らせます。更に言えば、そろそろお腹も空いてきました。ガイドブックで既に名店は予習済み

 しかし

  ガイドブックに有るような店は更に奥地へ車を走らせないといけなかったり、近場に有っても我々の財布の中身ではなかなか考えさせられるような値段です。結局空腹を抱えたまま幾つか神社を取材、留守番組の為にお土産を買うことも忘れてはいけません。

 土産代は自腹なので泣きながらお金を払っている人が居ますが、まぁ放っておきましょう。

 

  夕方になって日も傾いてきました。さすがにこの暑い中あちこち歩き回っているので、みんなの顔も疲れてきています。そういえばまだお昼も食べていません。帰り道にどこかで食事を採る事にして、次は田舎の風景を取材する事にします。


  とはいってもエノモトの地元なんですが。


 目的地でしばらく写真を撮っていると、シナリオの朱門から電話が。なんだかえらい秩父の山の奥の方まで入ってしまったみたいで、携帯の電波も途切れ途切れで何を言っているのか良く解りません。でも、一応向こうも目的を果たしてこれから帰るようです。

無事に帰れると良いねぇ。その辺とか出るし。


 遅すぎる昼食は、袴娘さんたちの居るレストランです。時間帯をはずすと男性の店員ばかりで血の涙を流すことになるのですが、今日の店内は袴娘達のパラダイス。これだって立派な取材です。
  萌える心を無くしてしまっては人間おしまいですから。
 袴娘達に囲まれて堪能するおいしい食事・・・最高です。これだけでも今日一日がんばった甲斐が有りました。皆さんお疲れ様・・・。


 でも、我々のテーブルを担当したのは男性の店員でした。ギャー!!!

 

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